今年の夏まつりや花火大会、せっかくなら浴衣だけでなく、手にする小物にも少しこだわってみませんか?
流行のアイテムも楽しいけれど、職人の手仕事が光る「工芸品」の扇子やうちわには、プラスチック製にはない独特の温もりと、使うほどに手に馴染む心地よさがあります。
この記事では、夏まつりでの涼しさを格上げしてくれるのはもちろん、この先何年、何十年と使い続けたくなる、こだわりの逸品を厳選してご紹介します。
古き良き伝統を感じさせるものから、現代のライフスタイルに溶け込むモダンなデザインまで。
あなたの一生のパートナーとなる、特別な扇子・うちわを見つけましょう。
男性におすすめの扇子・うちわ
紙扇 霞 松色
薄く繊細な和紙を贅沢に三層重ねて仕立てた、大西常商店の京扇子です。
何層にも重なる紙がもたらす程よい厚みと、凛とした佇まいが、手元に確かな品格を添えます。
ビジネスシーンにも寄り添う落ち着いた配色と、京都の職人が一つひとつ作り上げた洗練されたデザインを展開。
夏の蒸し暑い日々に、涼やかな風とひとときの安らぎをお届けします。
大切な方への贈り物や、ご自身を彩る一品としてお選びください。
中短地 ブルー地 虫
日本の四季を彩る植物と小さな命の営みを、優美に描き出した名古屋扇子です。
背景のブルーには煌めきを帯びた絵具を使用しており、光の角度によって水面のようにキラキラと表情を変えます。
淡い色調で描かれた自然の息吹と、職人の手によって整えられた骨の色合いが絶妙な調和を生み出し、手元に凛とした涼を運びます。
分業制による熟練の職人たちが、一つひとつ手作業で丁寧に仕上げた結晶。
爽やかな春や秋の装いに、心安らぐ日本の情景を添えてみませんか。
箔図 image2 黒骨 7寸
シンプルかつモダンな佇まいで、伝統工芸を現代の日常へ繋ぐ米原康人氏の京扇子。
本作品のテーマは、生命が放つエネルギッシュな「氣」。
自然界の雄大さと人間の内なる力を、古来より伝わる「箔」の技法を用いて力強く表現しました。
扇を開いた瞬間にふわりと漂う、奥ゆかしい和の香り。
古来、「末広がり」の形状から繁栄の願いが込められてきた扇子は、大切な方への贈り物にも最適です。
銀箔の輝きと黒竹のコントラストが醸し出す、洗練された高級感をぜひお手元でご堪能ください。
箔彩 hakuiro 7.5寸 黒骨
京もの認定工芸士・米原康人氏が手掛ける「箔彩」シリーズは、日本人の中に息づくタイムレスな美意識を、現代の日常へ繋ぐ京扇子です。
最大の特徴は、銀箔の繊細な特性を活かした色彩表現。
箔を絵の具のように操り、豪華絢爛さの中に「侘び寂び」を織り交ぜた、奥深い表情を生み出しました。
印刷にはない重厚な質感と、見る角度によって移ろう箔の輝きは、まさに伝統工芸の極致と言えます。
扇骨にはモダンな黒竹を採用し、骨の数を多く配することで、しなやかで滑らかな扇ぎ心地を実現しました。
洋装にも美しく馴染むスタイリッシュな佇まいは、まさに現代のファッションアイテム。
開くたびにほのかに香る和の薫りと共に、日常に特別な彩りを添えてくれます。
藍染め 扇子 ぼかし染め 濃い色
徳島県が誇る伝統工芸「阿波和紙」を、天然の阿波藍で一枚ずつ丁寧にぼかし染めにしました。
濃淡が織りなす上品な風合いは、手染めならではの温もりと深みを感じさせます。
奈良時代から続く阿波和紙は、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)などの長繊維を活かした「薄く、強く、美しい」質感が特徴。
天然染料を用いているため、一つとして同じ表情はありません。
時を超えて愛される日本の伝統美を、暮らしの中でお楽しみください。
柿渋脇漆扇子 孔雀
島根県産の真竹と土佐和紙を用い、柿渋塗りと漆の技法で丁寧に仕上げた贅沢な一品です。
最大の見どころは、金沢箔工芸で描かれた優雅な孔雀の羽。
使うほどに深みを増す柿渋の質感と、金色の箔が日本の「粋」を体現します。
緑と茶のリバーシブル仕様で、その日の装いに合わせて表情を変えられる実用性と美しさを兼ね備えた扇子です。
霞扇 鶯 ぼかし染め
かすかに透ける「霞絹(かすみぎぬ)」の生地に、糸の節が風情を添える、目にも涼やかな扇子です。
緯糸には、最高品質の純国産絹「松岡姫」を使用。
角度を変えるたびに絹特有の上品な光沢が揺らめきます。
意匠を彩るのは、京都室町の職人による伝統の「引き染め」。
丁寧に施されたぼかし染めが、霞がかったような幻想的な美しさを描き出します。
持つ人の所作まで美しく見せる、洗練された日本の涼をお楽しみください。
【うちわ】笹 (大)|唐紙
襖を彩る「唐紙」の伝統技法を、掌サイズに凝縮した本格的なうちわです。
あしらわれた竹や笹の柄には、一年中色を変えないその姿から「健康」や「不老長寿」の願いが込められています。
古くからの吉祥文様を、鳥の子紙とキラリと輝く雲母で表現した意匠は、凛としながらも心躍る華やかさ。
大きめのサイズ感で、扇げば心地よい風をしっかりと送り込みます。
使い込むほどに手に馴染む、しなやかで柔らかな肌ざわり。
性別や年齢を問わず愛用できる一品として、ご自分へのご褒美や、大切な方への季節の贈り物(暑中見舞い)にいかがでしょうか。
【うちわ】水 (大)|唐紙
襖を彩る唐紙の技術を用いて制作された、本格的なうちわです。
鮮やかな青地に映える「流水文様」は、絶え間なく流れる水の姿から「永遠」や「清らかさ」の象徴とされ、古くから災厄を洗い流す願いが込められてきました。
伝統的な意匠を、鳥の子紙と光を受けて優美に輝く雲母で表現し、洗練された趣に仕上げています。
大きめのサイズでしっかりと涼を届けるのはもちろん、手に取った際のしなやかで柔らかな肌ざわりも魅力です。
大切な方の健やかな日々を願う暑中見舞いや、特別な贈り物として。
世代や性別を問わず長く愛用いただける、夏の暮らしのパートナーです。
籐うちわ 青海波
無形文化遺産「細川紙」と、しなやかな籐(とう)を融合させた、新しい様式のうちわです。
3本の籐で成形された骨組みは驚くほど軽量で、障子越しのような柔らかい光の透過性を持ちます。
扇ぐたびに肌を撫でる、しなやかで優しい風。
持ち手には職人が手作業で細く薄く加工した皮籐を巻き上げ、細部まで妥協のない職人技を宿しました。
伝統素材の新たな可能性を感じさせる、美しくも機能的な一品です。
女性におすすめの扇子・うちわ
紙扇 夜桜
薄く繊細な和紙を贅沢に三層重ねて仕上げた、大西常商店の京扇子です。
何層にも重なる紙がもたらす程よい厚みと、手に馴染むしなやかな質感が、日常に確かな品格を添えます。
「花鳥風月」をテーマに描かれたデザインは、どれも日本の四季の移ろいを感じさせる美しいものばかり。
やや小ぶりなサイズ感で、バッグにそっと忍ばせて持ち運ぶのにも最適です。
蒸し暑い夏の日々に、心ほどける安らぎの風をお届けします。
絹扇 あやめ 藤色
京都「大西常商店」が手掛ける、布地を使用した小ぶりで可愛らしい京扇子です。
絹やポリエステル特有の艶やかな光沢が、手元を上品に演出します。
蝶や兎、あやめなど、日本で古くから愛されてきたモチーフを現代風にデザイン。
繊細で華やかな意匠が、夏の装いに洗練されたアクセントを添えてくれます。
30本骨のしなやかな作りは、ふわりと心地よい風を届けてくれるはず。
暑い夏の日々、そっとバッグに忍ばせて、涼やかなひとときをお楽しみください。
雪花絞り 女性用 (緑)
京都の職人が、デザインから組み立てまで一貫して手掛けた至高の逸品です。
ベースには、厳選された素材で丹念に漉き上げた「黒谷和紙」を使用。
そこに、鮮やかな緑色が目に留まる「雪花絞り」を施しました。
和紙ならではの優しい風合いは、使うほどに手に馴染み、時を重ねるごとに味わい深い表情へと変化していきます。
愛らしい絞り柄は、大人の女性の装いに気品と彩りを添えてくれるはず。
「末広がり」の縁起物として、長寿のお祝いや大切な方への特別な贈り物にもふさわしい、長く愛用いただきたい扇子です。
箔彩 hakuiro 水浅葱 7.5寸
京扇子の老舗「宮脇賣扇庵」の確かな仕立てによる、米原康人氏の京扇子です。
扇面には、色箔や焼箔を膠(にかわ)で丁寧に施し、光の加減で幻想的な表情を見せる芸術的な意匠が凝らされています。
特徴的なのは、絹扇子の優美な形状を取り入れた多骨のデザイン。
扇骨の面積が広くしなやかで、開くたびに柔らかな風と共に、ほのかに漂う「和の香り」が心を解きほぐします。
古来より「末広がり」として繁栄の願いが込められた扇子は、大切な方への贈り物に最適です。
焼き煤竹(やきすすだけ)の深い風合いと箔の輝きが調和した、工芸と日常が繋がる特別な一本を、ぜひお手元に。
透扇子 洋花唐草 銀糸
きもの用の塵除けコートにも用いられる、上質な薄物絹布を贅沢に使用した「透扇子」。
全面にあしらわれた刺繍は、光を透かすたびに優雅な表情を見せ、手元を艶やかに彩ります。
あしらわれた「洋花唐草柄」は、生命力を象徴する蔦の曲線と花々が織りなす、和装の定番にして永遠の美しさを持つ意匠です。
生地の製織・刺繍から、京都の老舗職人によるお仕立てまで、すべて国内で行った正真正銘の「Made in Japan」。
扇ぐたびに絹糸が煌めき、パーティーシーンなど華やかな装いにも品格を添えます。
同じ刺繍生地で仕立てた扇子袋を添えてお届けいたします。
日本の伝統美と現代の感性が融合した逸品は、大切な方への贈り物や、海外の方へのお土産としても格別な喜びをお届けします。
透扇子 洋花唐草 銀糸
ブルーとグレーが溶け合う、日本の伝統色「藤鼠色」。
上品で穏やかなこの色をベースに、アルミと錫という異なる二種の箔を繊細に重ねました。
光の加減で移ろう箔の輝きは、ずっと眺めていたくなるような奥深い深みを生み出します。
箔をひび割れたように配することで、藤鼠色へとなめらかに溶け込むニュアンスを表現。
男女問わずお使いいただける粋で上品なデザインは、洗練された大人の手元を演出します。
箔一の職人が一つひとつ手仕事で仕上げた、工芸の粋を感じる特別な一本です。
金沢箔扇子 ちらし美 天の川 amanogawa
箔一の職人が、扇面から組み立てに至るまで心を込めて手掛けた『金沢箔扇子』です。
屏風の装飾にも用いられる伝統技法「野毛」をあしらい、ちらし技法で描き出したのは、夏の夜空に流れる天の川。
ブルーのグラデーションが、手元から爽やかな涼を運びます。
新しく採用した光沢ある和紙が、箔の輝きを一層引き立て、より洗練された高級感ある仕上がりとなりました。
この扇子に使われている「色彩箔」は、金属が持つ変色の特性をあえて活かした素材です。
時と共に深みを増していくその表情は、まさにあなただけの特別な景色。
使うほどに味わいを深める、工芸の美と経年変化の趣を心ゆくまでお楽しみください。
【うちわ】雲 (大)|唐紙
襖を彩る伝統技法「唐紙」を用い、一扇ずつ丁寧に制作した本格うちわです。
描かれた雲の文様は、古来より天候を操る神聖な力が宿ると信じられ、大いなる自然への畏敬が込められた吉祥柄。
鳥の子紙の優しい質感の上に、光を受けてさりげなく輝く雲母を配し、空に浮かぶ雲の奥行きを表現しました。
大きめに設計された扇面は、ひと扇ぎでしっかりと涼を届けてくれます。
使い込むほどに手に馴染む、しなやかで柔らかな肌ざわりも魅力。
古の知恵と祈りが宿るこのうちわは、自分へのご褒美はもちろん、大切な方への暑中見舞いや季節の贈り物としても、末永く愛用いただける一品です。
【うちわ】千鳥 あざみ
独特の丸みを帯びたフォルムが愛らしい、京からかみの老舗「丸二」による「千鳥うちわ」です。
扇面に描かれた「あざみ」の文様は、木版摺りならではの温かみと奥深い風合いが魅力。
見ているだけで心が和むような鮮やかな色彩が、暮らしの中に静かな彩りを添えてくれます。
付属のうちわ立てに飾れば、お部屋や玄関を格上げする小さなアートに。
古くから愛される京からかみの粋な意匠が、日常の空間を一層引き立てます。
大切な方への心温まるプレゼントや、季節の移ろいを感じるインテリアとして、ぜひお迎えください。
籐うちわ 桜
無形文化遺産「細川紙」の凛とした美しさと、籐のしなやかな強さを融合させた、新しい様式のうちわです。
3本の籐で描かれた骨組みは驚くほど軽く、障子越しのような柔らかい光を透かします。
持ち手には、職人が一本一本手作業で極限まで薄く加工した皮籐を巻き上げました。
1931年の創業以来、籐かごや家具で培った技術を礎に、近年は「東京手仕事」プロジェクトを通じて現代の暮らしに寄り添うデザインを探求。
籐の魅力である「使い込むほどに深まる飴色の艶」を楽しみながら、長くご愛用いただけるよう丁寧に仕立てています。
伝統を革新する、軽やかで優美な涼をお届けします。
さいごに
夏まつりや花火大会という特別な時間を彩る扇子やうちわ。
量販店のものも手軽で良いですが、職人が丹精込めて作り上げた工芸品は、手に取るたびに背筋が伸び、心まで涼やかにしてくれます。
使い込むほどに手に馴染み、色が深まり、愛着が湧いていく。
そんな「経年変化」を楽しめるのも、良い品を選んだ人だけが味わえる特権です。
今年の夏は、ぜひあなたに寄り添う一生モノの扇子やうちわを見つけてみてください。
それが、毎年訪れる夏をより待ち遠しく、そして特別なものにしてくれるはずです。
今回紹介したもの以外にも、素敵な扇子やうちわがたくさんあります。
ぜひ自分にぴったりの物を探してみてくださいね!
▼BECOS
▼Nihon Miyabi











































