日差しが強さを増す季節。
目にするだけで体感温度を少し下げてくれるような、清涼感ある「青」と「緑」の器を食卓へ取り入れませんか。
職人が手仕事で仕上げた繊細な色彩は、日常の食事に澄んだ空気を運びます。
ここでは、現代の暮らしに馴染みつつ、視覚から涼を届ける和食器・工芸品をご紹介します。
おすすめの和食器
knit-kaleidoscope- 皿 ブルー
光が織りなす万華鏡のような輝き。
佐藤望美さんが吹きガラスで生み出すうつわは、底に溜まるガラスの層が色彩を乱反射させ、宝石のような彩りを放ちます。
うつわの中を走る繊細なラインが光を捉え、見る角度を変えるたび、表情が劇的に変化。
その美しさは落とす影さえも絵画のようです。
富山の豊かな自然の中で育まれた作品には、吹きガラスならではの生命感が宿っています。
フリーハンドで成形されるため、同じ色柄は二つと存在しません。
一つひとつ異なるゆらぎを、唯一無二の個性としてお楽しみください。
花結晶 オーバル皿 中(青白)
器の表面に花が咲く「花結晶」。釉薬が冷える過程で生まれる結晶は、一つとして同じものがなく、見るたびに違った表情を見せてくれます。
結晶の大きさや形の変化を愉しめる、まさに唯一無二の芸術品です。
上品な佇まいは贈り物にもふさわしく、化粧箱入りでお届けします。
手掛けるのは、大正11年創業、京都最大規模の窯元「陶あん」。
東山泉涌寺の地で、熟練の職人が上質な素材から生み出す器は、どれも華やかで独創的。
現代の暮らしに潤いを添えるべく、草花をモチーフにした美しい意匠を追求し続けています。
レトロ リム皿 L ライトブルー
琺瑯のような素地に、イッチンで描かれた花柄が愛らしいレトロなうつわ。
主張しすぎない控えめな佇まいで、どんな料理もそっと引き立てます。
見た目の可愛らしさに加え、軽く固く丈夫なつくりは、毎日気兼ねなく使うのにぴったり。
カラーは料理を引き締める縁錆が効いたアイボリーとライトブルー、そして釉薬の表情が奥深いブラックの3色。
リム皿はレトロとフラワーの2柄展開で、組み合わせて使う楽しさもあります。
手がけるのは、神戸で作陶する久保雅裕さん。
スポイトで釉薬を絞り出し、立体的な文様を描く「イッチン」技法を用いています。
令和茶碗 白唐津
新時代の食卓に、この「令和茶碗」を。
優しい風合いの釉薬が、日々の暮らしに溶け込みます。
使い手の声を聞き、時代にあわせて変化を続けてきた茶碗。その進化系がこちらです。
直径を抑え、深さを持たせた形は、限られたスペースでも使いやすい現代の食卓にあわせた設計。
深さがあるから、ふっくら炊いたご飯はもちろん、お茶漬けや卵かけご飯を食べる際も、こぼす心配がなく快適です。
手がけるのは大谷焼の窯元。
手作りゆえに、焼き上がりはひとつとして同じものがありません。
巡り合った器の個性と、ゆったり向き合ってみてください。
FUJI CUP BLUE
新潟県燕三条のステンレスと、金沢の箔押し技術。
ふたつの伝統が重なり、きらびやかなカップが生まれました。
使わないときは逆さまにしてみましょう。
伝統の技が織りなす「富士山」の姿がそこに浮かびます。ゴールド、ブルー、レッド。
贈る方の雰囲気にあわせて選べる3色です。
逆さまにしても、上向きに置いても絵になる佇まい。
燕三条が得意とする二層構造のステンレスは、保冷や保温に優れ、お酒やお茶はもちろん、アイスやデザートを盛りつける器としても優秀です。
大切な方と過ごす、くつろぎのひととき。
暮らしを少し贅沢にしてくれるアイテムとして、ぜひ手にとってみてください。
- ブランド:箔一
- 生産地:石川県
- 技法:金沢箔
- 素材:ステンレス、錫箔
- サイズ:8.5×8.5×7.2cm
注意点
オーブン×、電子レンジ○、食洗機○、直火×、IH×、たわし×、つけ置き×、電子レンジ×、酢×、熱湯×
価格:19,800円(税込)
冷酒グラス 泡影-hou ei- 瑠璃オレンジ
泡のように消えていく、儚いからこそ愛おしい日常。
その瞬間に想いを馳せ、伝統の「亀甲紋」と「菊つなぎ」を刻みました。
幻想的な瑠璃色とオレンジが溶け合うグラス。
光をあてるとカッティングが乱反射し、中に入れたお酒の輝きを一層引き立てます。
一日の疲れをほぐす晩酌の時間や、誰かと喜びを分かち合う席に。
自分だけの一杯にも、誰かを想う贈り物にも、静かに寄り添ううつわです。
手がけるのは「凛然」。
江戸切子の技法をベースに、あえて手磨きにこだわり抜いた新進気鋭のブランドです。
その手から生まれる、圧倒的なガラスの煌めきをぜひ手にとってみてください。
さいごに
目にも涼やかな青と緑の器は、単なる道具ではありません。
それは、忙しない日々の中に「ひと息つく余白」を置いてくれる存在です。
冷たいお茶を淹れるとき、鮮やかな夏野菜を盛りつけるとき、職人が手塩にかけた手仕事の跡が、ふっと心に静寂をもたらします。
暑さが本格化する前に、お気に入りの色を食卓へ迎えてみませんか。
その小さな出会いが、今年の夏をより心地よく、味わい深いものにしてくれるはずです。
ぜひ今回の6選を参考に、ご自身だけの「涼」を見つけてみてください!














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